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『フィッシュストーリー』  伊坂 幸太郎・著

評価:
伊坂 幸太郎
新潮社
¥ 1,470
(2007-01-30)
伊坂さんの最新の短編集です。
Amazonで買ってはいたのですが、最近残業続きで読書する気になれなくて、読みたいのだけれど、放置してました(笑)
GW中になんとか読めました!

やっぱり伊坂さんの書く話は好きだな〜と思った。
一番好きなキャラの泥棒の黒澤がたくさんでてるからなのもあるけど、やっぱり黒澤が素敵なんだよね〜!
一番最後の短編の「ポテチ」の黒澤がとくに素敵!
なので、この4つの短編では「ポテチ」が好きです。
「ポテチ」はある親子の話なんだけど、いろんな優しさがあるんだなぁ・・・・と、ちょっとじ〜んときました。
今村、大西、黒澤のそれぞれの優しさがいいように絡まってるんだよね。
「ポテチ」っていうタイトルも可愛いじゃない?
伊坂さんも“ポテチという小説があったら可愛いしカッコいいじゃん”と「ポテチ」とワープロで10回くらい打って“やっぱりいい!”と思ったそうですよ(笑)
こいうゆう感覚っていいですよねぇ〜。

いつもの伊坂作品ように短編ごとがつながって、最後に終結するという内容ではなく、独立した個々の短編ですがこういうのも伊坂作品のなかでは新鮮かも!
| 「あ行」の作家 | 23:14 | comments(0) | trackbacks(1) | pookmark |

『憑神』  浅田 次郎・著

評価:
浅田 次郎
新潮社
¥ 1,575
(2005-09-21)
浅田次郎のお得意の時代モノ。
今回もお涙ちょうだい系の話なのかな?と思っていたら、当たらずとも遠からずの内容でした。

あらすじは、
“婿入り先から追い出され、職を失い、すがった相手は神は神でも人に仇なす厄病神。時は幕末、動乱の世に、貧乏旗本・彦四郎の選んだ真実の生きる道とは”

彦四郎は立派なんだけどもツイてなくて。
幕末という時代背景もあり、武士道なんて言葉は時代遅れになりつつあるけれど、その心意気を貫こうとする人で。
話がバタバタしすぎて、なんというかテンポでは読ませるんだけど、内容が薄いように感じちゃいましたね。

コレ、今夏に妻夫木聡の主演で映画で公開されるようです。
いつだったか忘れましたが、テレビのワイドショー系で「妻夫木聡の今度の役はツイてない侍」みたいなことをやってました。
それがこの小説が原作だったんですね。
小説としては私はあんまりいいとは思わなかったけど、映画にするとコメディタッチで面白くなるかもしれませんね(笑)
映像向きの作品かも。

まだ公開前ですが、HPありました。 →→→ こちら
| 「あ行」の作家 | 16:11 | comments(0) | trackbacks(1) | pookmark |

『びっくり館の殺人』  綾辻 行人・著

びっくり館の殺人
びっくり館の殺人
綾辻 行人

講談社から発刊された子ども向けの叢書「ミステリーランド」の一冊となっています。
館シリーズで評判のある綾辻さんがこのシリーズのために“館”を持ってきたことにまずは驚いた!
しかも建築家・中村青司の初期の頃の作品がびっくり館という設定で、館の秘密の部分がわりとシンプルに書かれている点に、「子どもを意識して書いてるけど、大人が読んでもちゃんとしているようにしてるんだ!」と感心。
確かに、トリックも「えっ?これでいいの?」と拍子抜けしちゃうところはあったけど、示唆的な部分もけっこう書いてあるし、私が小学生の頃に読んだとしたら絶対にミステリーが好きになるだろうと思った。
小学生の頃に図書館でかりた子ども向けのミステリーシリーズを読んでから、読書が好きになった自分を思い出しちゃいましたもん。
あの頃の懐かしさをなんだか感じちゃったわ。
あの頃は読んでいても意味が分からなかった記述がいっぱいあったけど、それでも十分に「ミステリーって面白いな!」って思ってたし、年齢を重ねると分かることもたくさん出てきて分からなかったことが理解できるようになっていったりする。
だから、こういうことをひっくるめて、『びっくり館の殺人』はある意味とても重厚な話になっていると思います。
| 「あ行」の作家 | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

『スイス時計の謎』  有栖川 有栖・著

スイス時計の謎
スイス時計の謎
有栖川 有栖

有栖川さんって短編の方が面白い気がするなぁ〜。
高校の同級生が殺害され、容疑者となった同級生たちと16年ぶりの再会をする。
タイトルの短編ではアリスが小説を書くきっかけとなったあの少女のその後がわかり、アリスも一安心したのでは?
火村先生の助手として、語り手として登場しているアリスの過去がちょっとずつ紐解かれていってキャラに厚みが増していくよね。

有栖川有栖の国名シリーズはある一定の安定感があって楽しめるミステリーなので、続きが絶対に読みたくなってしまうの。
魅力的な登場人物たちのおかげなんだよね〜。
「秋の夜長にミステリーを読む」ってなんだかすごくぴったりくる。
| 「あ行」の作家 | 21:44 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |

『魔王』  伊坂 幸太郎・著

魔王
魔王
伊坂 幸太郎

ずっと読みたかった作品で、先日図書館から借りてきました。
伊坂作品の中では特別に政治色が強い作品のように思います。

知らない間に心に住み着く魔王とはなんなのでしょう?
中学か高校のときに音楽の教科書に載っていたシューベルトの歌曲『魔王』
魔王の姿に怯える息子は父親に「そこに魔王がいるよ」と訴えるけれども、父親には魔王が見えない・・・・。
ある一部の人には見えるけど、大半の人には決して見えない魔王。
「なにかがおかしい」と世の中に感じているなら、そこには魔王が存在しているのかもしれない。
それに立ち向かおうとする兄弟の物語。

この作品の根底には兄弟愛と夫婦愛が流れていると感じた。
こんなにも信じあえている関係がうらやましくも思いました。
伊坂さんって男兄弟がいらっしゃるのかな?(笑)それとも憧れで書いているのかも(笑)
兄の口癖だった「考えろ考えろマクガイバー」がちょっと頭から離れなかった。
なんでも情報を鵜呑みにすのではなく、一度自分が考えることが必要なんだ。
手放しで面白いと言い切ることはできないけど、重要な何かが心に残る作品です。
| 「あ行」の作家 | 21:17 | comments(3) | trackbacks(5) | pookmark |

『マレー鉄道の謎』  有栖川 有栖・著

マレー鉄道の謎
マレー鉄道の謎
有栖川 有栖

久しぶりにミステリーを読んでみた。
やっぱり火村先生は格好がいいですわ!
有栖とのコンビもいい!
国名シリーズはふと読みたくなるときがあるんだよね。
この二人のコンビにあいたくなっちゃうの(笑)

彼らの大学時代のお友達がマレーシアでペンションをやっており、旅をすることになった火村たち。
やっぱり殺人事件に出会ってしまうのです。
このお友達が心優しくて、火村と有栖と友達だったなんて信じられないくらい(笑)
父が華人で母が日本人という大龍(タイロン)は出てくるだけで癒し系で。
大龍の経営しているペンションに泊まりたくなっちゃった。
もちろん殺人事件はナシでさ(笑)

長編なので「長いなぁ〜」思いつつ読んでいた。
どうでもいい理由で人を殺してるところが最近の日本の状況を表しているようで、どうしてなんだろ?って。
殺人者の心理を火村先生に解き明かしてもらいたいものです。

【余談】
大きな龍って書いて「タイロン」って呼ぶんだね〜。
どうして中日ドラゴンズの4番ウッズ選手がファーストネームの「タイロン」で呼ばれてるか分ったよ!
こりゃドラゴンズに相応しいお名前ですわ(笑)
| 「あ行」の作家 | 19:41 | comments(0) | trackbacks(1) | pookmark |

『霧笛荘夜話』  浅田 次郎・著

霧笛荘夜話
霧笛荘夜話
浅田 次郎

不幸の分だけの幸せは、ちゃんとある。どっちかが先に片寄っているだけさ
運河のほとりの古アパート「霧笛荘」。そのアパートの6つの部屋に住む、6人の住人たちの様々な人生を描き出す。不器用だけれども誠実に生きていた6人の話。


「霧笛荘」に住む6人の物語でした。
同じアパートに住んでいるから当たり前と言えば当たり前なのですが、一つ一つの話がリンクしており、その人の最初と最後はどんなんだったかを別の人の話で知ることができる作りになっていました。
最後まで読んでこの住人たちの全体像が見渡せるようになる。
そうすると、霧の中であたたかい灯りをともしたこの霧笛荘が見えてくるような気がした。
まわりからみればとんでもない集団が住んでいるアパートだったのかもしれないけど、アパートの中は居心地の良い空間があったのだと。

私には登場人物のそれぞれに共感できないままでしたが、そんな人たちはきっとどこかにいるのではないかな。
人生って運と不運じゃなくて、幸か不幸かなんだね。
幸せがあれば、それと同じだけの不幸せもあるんだと。
| 「あ行」の作家 | 20:22 | comments(3) | trackbacks(4) | pookmark |

『沙高樓綺譚』  浅田 次郎・著

沙高樓綺譚
沙高樓綺譚
浅田 次郎

久しぶりに浅田さんの作品を読んでみた。
この作品は私が好むところのコメディーっぽいけれど最後には涙を誘うような浅田節ではなく、しっとりとした大人の香りがする本だと感じた。

女装の主人の元に各界の著名人が集まり、夜な夜な自分とかかわる秘密の話をする。
ここで聞いた話は一切他言無用とされるのだ。
この会のみなさんは興味深く聞いているけれど、私にはあんまり興味をそそられる話ではなくて・・・・。
集中力の違い?その場の雰囲気の違いなのでしょうか?
そんなに入り込んで読めなかったんですよ、この作品。
オチはきっとこうなんだろうなーぐらいにしか思えなくて。

浅田さんが得意とする分野もちらほらと書かれてあって、こっち系の話も書けちゃうんだねーと思ったかな。
読後感がなんだかもや〜っとしていて、痛快じゃないし、あたたかい気持ちになるわけでもないし、涙が出るわけでもない。
ミステリーなんだろうけど、中途半端な印象を受けてしまいました。
| 「あ行」の作家 | 23:26 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

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